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 超低分子フコイダン


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 高分子フコイダンと低分子フコイダン

 
いま、一般的に流通しているフコイダン製品を製法別に分類すると、「高分子」 と「低分子」 の2つに分けることが出来ます。

分子というのは、ある 「もの」 をどんどん細かくして、科学的な性質をたもつことができる、一番ちいさな単位のことをいいますが、この分子が、たくさんくっつきあって、大きな塊になっている状態を高分子、塊の小さなものを、低分子といいます。

もともと人間の身体には、フコイダンを分解するための消化酵素が備わっていないため、高分子フコイダンは、腸で吸収されずに、大部分がそのまま 「便」 として排出されてしまいます。海藻を生のままいくら食べても、フコイダンを摂取できないというのはこのためです。もし、生の海藻をたくさん食べて、フコイダンを摂取できるなら、誰でもそうしますよね。

人間が物を食べるとき、口の中で噛みくだき、胃でそれをドロドロに溶かす一連の作業は、小腸での吸収力を高めるためです。
小腸に到達した時のこのドロドロの分子の大きさは、約4000と言われていますが、この分子の大きさでも、腸は全体の4〜5%程度の栄養成分しか吸収できません。残りは、便と一緒に排出されるだけです。

実は、単に抽出しただけのフコイダンというのは、分子量が 20万〜100万という超高分子状態です。腸の粘膜が吸収できる分子の大きさが、約4000ということですから、それと比べて、50〜250倍も、大きいのです。どういうことかというと、お裁縫に使う針の穴に、ごぼうや大根を通すようなものです。
どうでしょう、通りますか?通らないですよね。

ですから、高分子のままのフコイダンを摂取したとしても、残念ながらそのほとんどは、吸収されることなく体内を素通りして、便として排出されてしまうのです。
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 高分子フコイダン

 
これに対して、「低分子」 のフコイダンとは、抽出時に特殊な加工を加えて、分子のつながりを細かくしたものです。 分子のつながりを細かくすることで、腸の粘膜からの吸収率を、高分子フコイダンとくらべて、格段に上げることができるわけです。

ですから、高分子の製品しかなかったフコイダン業界に、低分子のフコイダン製品が登場したことは、まさに画期的な出来事だったのです。低分子化されたフコイダンは、小腸で吸収された後、血液中に取り込まれてがん細胞までたどり着き、アポトーシス作用 (がん細胞の崩壊) を引き起こすわけです。

低分子状態のフコイダンの関しては、これまでに 『AIF』 という、アポトーシスを誘導させる物質が発見されていますが、そのほかにも、がん細胞の増殖を抑制する作用や、リンパ球の中のNK細胞を、2倍も活性させる作用がみとめられています。
※「第58回 日本食糧・栄養学会」(2004年5月)、「第59回 日本食糧・栄養学会」(2005年5月、ともに日本農業大学で開催)
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